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飲料各社、「無糖コーヒー」ボトル缶で攻勢
飲料メーカー各社が「無糖コーヒー缶」市場でホットな商戦を繰り広げている。主力商品はボトル缶タイプ。内容量が約300グラムと飲みごたえがある上に、持ち運びや保存に便利なリキャップの採用が愛飲家に支持されている。需要が伸びる夏場を控え、各社は相次ぎ新商品を投入しており、販売競争が激化しそうだ。
2006年度のブラック無糖缶コーヒーの市場規模は、前年度比15%増の4740万ケース(1ケースは24本)。なかでもボトル缶タイプは約20%増と市場拡大を牽引(けんいん)する成長商品だ。
ボトル缶ブラック無糖コーヒー市場で60%超のシェアを握るJTは、4月16日に「ルーツ アロマブラック」(300グラム、130円)を発売した。同市場をリードしてきた「アロマブラック」をリニューアルした新商品で、新しい焙煎(ばいせん)法を導入し、従来の豊かなコクはそのままに、良質なアロマ(芳香)を引き出している。
JTのシェア切り崩しを狙うUCC上島珈琲(神戸市中央区)は、「UCC BLACK無糖 COOL STYLE リキャップ缶300g」(300グラム、137円)を3月に市場投入した。
焙煎直後のコーヒー豆をマイナス2度の冷気で急速冷却する独自の「アロマフリージング製法」を採用。すっきりとした味わいを実現した。初年度100万ケースの販売が目標だ。
シェア争いが激しさを増す中で、成長市場とみたサントリーは8日に「ボス ディープブラック」(275グラム、130円)を発売、ボトル缶ブラック無糖コーヒー市場に参入する。
新商品は深くて濃い味わいが特徴。焙煎時にロースト香を封じ込める製法を採用し、広口のリキャップからの香り立ちが引き立つよう配慮した。「今年末までに60万ケースの販売を目指す」(広報担当)としている。
JT、UCCなどに続きサントリーも進出したことで、今後、他の飲料メーカーの参入も予想され、成長市場をめぐるシェア争奪戦はヒートアップする。
FujiSankei Business i
(2007年05月01日 投稿)