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エチオピア政府、コーヒーの商標登録を申請

 

エチオピア政府は2005年、欧州連合(EU)、カナダ、日本、米国で、高級コーヒー種シダモ、ハラール、イルガチェッフェの商標登録申請を行った。
 
 世界のコーヒー愛好者に知られるエチオピア・コーヒーであるが、国内生産農家に支払われる金額は、先進国市場価格のほんの一部で、スターバックス労働者組合の調べによると、シダモ豆の場合、1kg58ドルの米国内価格に対し生産者に支払われる金額は1kg1.3ドルという。
 
 エチオピア政府は、商標登録を行うことで市場支配力を強化し、価格を引き上げようとしている。エチオピアを支援してきた知的所有権を専門とするNGO「Light Years IP」(在ワシントン)のロン・レイトン会長は、「この戦略がもたらす影響は大きい」と語る。
 
 エチオピアの商標登録は、EU、カナダ、日本では認められそうであるが、米国ではスターバックスの強硬な反対に会っている。非政府組織Oxfamは昨年10月、スターバックスが全米コーヒー協会(NCA)を通じ、認可機関に圧力をかけたと批判した。
 
 この批判に対し、スターバックスは、「商標登録はエチオピア生産農家に悪影響を与えることになるので、地理的表示(GI)にすべきである」と主張している。しかし、GIでは、偽商品の取り締まりにはなっても、生産者の価格交渉力強化にはならない。
 
 商標を獲得して初めて、エチオピアの高級コーヒー生産者は、共同の流通/認可が可能となり、認可業者との協力により価格の安定が図れることになる。エチオピア政府のコーヒー商標登録政策とこれに反対するスターバックスの動きについて報告する。
 
 
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(2007年04月11日 投稿)

 

 

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